点検の時期と種類
免震建物はその時期や状況によって適切な点検を行うことが必要です。
・免震部材、免震層内部状況、建物外周部状況及び周辺環境、設備配管可撓継手部、電気配線変位吸収部等の計測および目視点検を行います
・この計測値が以降の定期点検時の初期値となります
・目視で異常の有無を点検し、写真等で記録を行います
・通常点検での点検内容に加え、免震部材などを計測します
・目視で異常の有無を点検し、写真等で記録を行います
・異常がみられた部分を中心に計測を伴う点検を行います
・更新工事が免震免震性能に影響を及ぼす範囲内を竣工時検査に準じて点検を行います
※上記の内容は一般社団法人免震建物構造協会編「免震建物の維持管理基準」を参考にしています